馳星周と言えば、ヤクザ社会を生きるアジア人を主人公としたノワール小説なんですけど、この作品はバブル時代の不動産業界を舞台にしたまっとう(?)なエンタメ小説。
代表作である不夜城のようにバンバンと人が殺されるわけでもありませんが、いつものようにドロドロした欲望が絡んだ人間関係が繰り広げられています。
後半にかけての展開も、バブル時代末期ということで、大筋の予想は出来ますけど、実際に主人公たちがどうなっていくのか気になってページを捲る手が止まらず、久々の徹夜本。
終わり方も想像以上に綺麗にまとまってましたし、オススメ。
ハードカバー版ならBOOKOFFの100均コーナーに置いてることも多いので、費用対満足度は非常に高いかと。